里見1級はいつものように深夜バスでの上京。7時過ぎに出雲を出て、6時過ぎに東京に着く11時間の長旅ですが、今回は途中でやや遅れた為、8時近くに到着したそうです。
前のエントリーにもあるように、NHKの取材班がこの対局の模様を取材していますが、移動のバスに同乗した記者の方もいたそうです。
中学3年生の里見1級は受験シーズン真っ只中、この3番勝負の最中にもいくつか高校入試があるそうです。今回の遠征にもお母さんが同行、1階の販売部で待ち合わせて、昼食へと外に出ました。
(再開時を撮る報道陣)(矢内女流名人。目を閉じて里見1級の指し手を待つ) (セーラー服の里見1級。14歳)
13時となり、昼食休憩が終わって対局が再開されました。
里見1級はじっと▲5七金と寄りました。「落ち着いた手ですね。14歳とは思えません」と戸辺四段。
この局面で里見1級が15分考えて昼食休憩に入りました。持ち時間各3時間のうち消費時間は矢内1時間、里見1時間10分。昼食の注文は両者ともになしでした。
再開は13時です。
図の▲4七銀上では▲4七銀引が予想されていました。以下▲2八玉~▲3八金~▲5六金と進めて十分か、とのこと。
本譜▲4七銀上は▲3六歩などを見せて「すぐ攻めようというつもりですか。積極的ですね」と検討陣。
本日はNHKの取材班が来ていました。21時からの「ニュースウォッチ9」でこの対局の模様が放映される予定とのことです。
(3世名人・初代伊藤宗看(1618~1694)は出雲出身)
「居飛車側は駒組みに進展性がないので、里見さんのほうが模様がいいです」と戸辺、佐藤両四段。さらに「里見さん、序盤はここまで完璧ですね」と戸辺四段。
(ネットワークカメラが写す画像)
(解説役の戸辺四段。同じ中飛車党ということで里見1級の応援とのこと)
(解説役の佐藤天彦四段。こちらは矢内女流名人サイドの応援とのこと)
朝の対局室の様子。大勢の報道陣と関係者が詰めかけた。
先手・里見、後手・矢内は前回(2005・1回戦)の対戦と同じ、その対戦は里見・中飛車、矢内・玉頭位取りとなりました。本局もその通りに進むかと思われましたが、里見が▲4八銀と上がって変化、「ツノ銀中飛車」の気配が漂いました。「ツノ銀中飛車」は里見の師匠・森九段の得意戦法の一つです。
中・終盤にかけて力を発揮する棋風も師匠に通じるものを感じます。
矢内は玉頭位取りを目指し△3五歩と突いた。
※前回の対戦の模様はこちらでご覧になれます。
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