伊藤真吾四段、技術面で勝負したい
矢内さんとは奨励会が同期で、対局するのは10年ぶりぐらいです。将棋は序盤、中盤、終盤と全く手にブレがなくて、まとまっているなという印象があります。タイトル戦やレディースオープン・トーナメントの決勝(対里見香奈女流初段戦)のような修羅場もくぐっていてメンタル面ではこちらが負けそうなので、技術面で勝負したい。ネット中継があったり、大盤解説会が開かれたりして、たくさんの人に見てもらえるので、いい内容の将棋を指したい。斬られ役ですが、ファンに嫌われてもいいので、勝ちたいです。
佐藤天彦四段、気負いなく指したい
清水さんとは研究会で一局だけ指したことがあります。しっかりした将棋で、男性プロ的。実力者でもあるので、女流棋士が相手だとは思わず、男性棋士に対する時と同じ気持ちで臨みたい。一斉対局といっても自分が指すのは一局だけなので、ほかの対局は気にならないでしょう。清水さんは朝日杯オープンで(男性棋士を相手に)2連勝していて、調子は良さそうですが、こちらも一時期悪かった調子が戻ってきているので、不安はありません。気負いなく指したいと思います。
豊島将之四段、普段と同じように
できるだけ上まで勝ち上がりたいです。(一斉対局の)この一局は、いい将棋が指せればと思っています。(一斉対局といっても)普段と同じようにやるだけ。対局が始まってしまえば、大丈夫だと思います。斎田さんは、手堅くて、手厚い振り飛車党というイメージがあります。
瀬川晶司四段、注目されるのはありがたい
千葉さんは独特の感性を持っていて、鋭い将棋だなという印象があります。序中盤でリードを取られないように慎重に指したいです。プレッシャーは多少ありますが、対局が始まってしまえば、盤上に集中できると思います。こういった注目される舞台に立てるのはありがたいし、たのしみでもあります。
(NIKKEI NET 将棋王国より)
斉田倉敷藤花のコメントが麗しくとても素敵でした。
一勝と言わず、二勝三勝と期待しています。
投稿情報: PURINN | 2007年7 月28日 (土) 14:31